クラモト氷業は、創業100年を超える老舗の氷屋です。
創業当時は良質な氷は生活の必需品でした。
しかし今では生活必需品となるような氷のほとんどが冷凍庫や製氷機に代替されましたが、僕は氷屋がつくる氷が好きなのです。
それは、氷屋がつくる氷には冷やす以外の価値もあると思っているからです。
たとえば氷で感動してもうこと。無味無臭なのに、おいしいと感じてもらうこと。
物を冷やす機能以外にも、心に訴えかけることが氷屋の氷にはできると信じているのです。
そして、もう一つの好きは、クラモト氷業が生まれた石川県です。
石川県の皆さまに育てていただき、今のクラモト氷業があります。
その恩を返すにはどうしたらよいかと考えた結果が、石川県の魅力をクラモト氷業の氷を通じて世界の人に知ってもらうということです。
クラモト氷業の5代目として、これまでの100年を礎に次の100年につなげるために、
氷に対する感情は世界共通だと信じ、氷の価値を拡張し続け、
皆様にお届けできるよう邁進してまいります。