富山県の氷事情。
製氷工場を立ち上げ初めての夏。
まずは皆さま、今年の夏もたくさんのクラモトアイスをお使い頂き、ありがとうございました。少しは日本を涼しくできたかと思います。笑
今年の夏は自社製氷になり、初めての年でしたので実は内心ドキドキでした。
目まぐるしい毎日でしたが、終わってみればスタッフみんなの頑張りでなんとか在庫も切らさず、天候にも恵まれ、良い年と言える夏でした。
そんな中、製氷事業を始めたことで新しい取引先もどんどん増えてきました。
今回のブログではその中の1社との出会いを書かせて頂きます。
高岡市の酒屋さん
その取引先はお隣富山県高岡市の寿酒販様という酒販店さんです。
なぜ酒屋さんが?と思うかもしれませんが、実は酒屋さんと氷屋というのはお客様が飲食店が多いということでかなり関わりのが深いのです。
基本的には地域ごとに酒屋さんも氷屋もあるのですが、富山県は絶望的に氷屋が少ないのです。
そこで困るのは飲食店です。こだわった氷を使いたいのに仕入れられない。
その危機的状況に高岡市の寿酒販様はなんと自社で地元製氷会社に氷を仕入れに行き、自分たちでピックで割って袋詰めしてお客様の元に届けていたのです。
お客様のために氷屋と同じことをしていたのです。
なんともお客様思いの会社です。
富山県は良い氷の入手が困難
富山県の氷屋は現状、後継者不足により高齢化が進み、廃業が続いているのです。現存する氷屋もできる限りの供給量で営んでいるのです。
ちなみに石川県は現状で8軒あります。
それでも富山県と同じ理由で減り続けています。
たしかにコンビニやスーパーで気軽に氷を買うことができるようにはなりました。
しかし飲食店は氷を買いに行くという方法は妥当ではありません。
その理由は氷は重い上に溶けてしまう。飲食店が大量に使用したいと思っても仕入れが大変なのです。
危機的状況をチャンスに。
良い氷が供給されないということは、こだわりを持った良いお店がなくなってしまうということです。これは富山県の酒販店、飲食店にとって大きなマイナスです。
ここで立ち上がったのが最初に書かせて頂いた富山県の寿酒販様です。
春ごろに寿酒販様の副社長から当社に一本の電話がありました。これが初めてのコンタクトでした。
工場見学をさせていただけませんか?とお話を頂いたのです。
すぐにお互いの日程を合わせて、社長、副社長、仕入担当様でおいで頂きました。
なぜ当社にお電話を頂けたのですか?と聞きますと。
ある紙面に当社が「氷屋から製氷メーカーに」というタイトルで一面に載っていたのを見て知り、そのあとブログを見て興味が沸きましたと。
今年書いたブログの「業者を知ることは自社の商品を本当に知ることだと思う」を見て頂き。ぜひ自分たちから取引したい会社を見に行こうと来てくださいました。
この言葉に感激でした。地道に少しづつでもブログを書いてきて良かったと。
もちろん当社の氷に対する思い、衛生的な設備と意識などをお伝えしました。
しかし寿酒販様のプレゼンが凄かった。熱い思いが伝わってきてすぐにこちらが取引させて頂きたいと感じました。
寿酒販様は一番に飲食様に良い氷をお届けしたいという思いがありました。これはお互いに思いのこもったビジネスができると思わせてくれました。
お話の中で「酒販店はメーカーとは違い、大体が他の会社でも仕入れられるものを扱っているんです。だから配達するお酒に自分たちの思いを乗せているんです」と。これは最高でしたね。
ただ、「変える」という行動はすごく大変であります。そこを乗り越えて8月1日より取引を開始させて頂きました。
当社も富山県の飲食店の将来を少しでも良いものに変えられるよう、氷づくりをしていきます。ストーリーのあるお取引は大好物です。
高岡市の街を見学
先日、氷を納めさせて頂くようになった高岡の街を寿酒販様にご案内して頂きました。
大きい飲み屋ビルが並んでいる街ではなく、一軒一軒がオシャレなビルが多い街で歩いていて楽しかったです。
これからの氷に対する課題も頂きました。
なによりお互いに熱い思いを確かめ合えたことが収穫でしたね。よく酔いました。
こんな風に楽しいお取引をさせてもらえることは幸せですね。
最後に、オススメ頂いた「河童」という老舗のバーに寄らせて頂いたのですが、すっごく良いお店でした。是非高岡に行かれた際には寄ってみてください。
氷も質が最高に良くなったと言って頂きました。
高岡市で「金澤氷室」を仕入れてみたいという方は一度お問い合わせください。
さあ色んな街を変えて行こう。
北陸三県で氷をお求めの方は当社楽天市場店で「北陸三県限定送料無料商品」がございます。下記URLよりご注文お願い致します。
http://www.rakuten.co.jp/ice-kuramoto/
今回寿酒販様のホームページ→http://kotobuki-syuhan.co.jp/
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クラモト氷業は、かき氷機や冷凍庫のレンタル
かき氷のシロップ・ストロー・カップ・スプーンの販売
その他、石川県内の氷の配達も行っております。
ご入用の際は下記までご連絡ください。
当社オリジナルの新商品、ハート型の氷もございます。
クラモトの氷は楽天市場でも購入できます。
Tel 076-238-0055
Fax 076-238-0057
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楽天市場http://www.rakuten.co.jp/ice-kuramoto/
クラモト氷業|本社 〒920-0831 石川県金沢市東山3-2-22(浅野川大橋詰)
湊工場 〒920-0211石川県金沢市湊1-55-27-2
大正十二年創業 金沢で最も歴史が古い老舗氷屋
伊達に九十年やってない。
もう今年も残すところ僅かとなってきました。
皆さまどんなクリスマスをお過ごしになったのでしょう。今年はホワイトクリスマスにはなりませんでしたね。
製氷工場を立ち上げてから、おかげさまでたくさんの方が見学に来てくれています。
皆さま力を出し惜しみなく貸してくれまして、製氷業界では新参者の僕たちに知恵をくださいます。本当に感謝感謝です。
その中で名前を出していいか聞いておりませんので出しませんが、かなり大きい企業の方が来てくださいました。
興味津々で色々お話をさせて頂いていたのですが、おもしろい話しが出てくる出てくる。
これからクラモト氷業が成長する為の知恵、成長するにしたがって出てくるであろう問題の解決法などなど、目から鱗のお話ばかりでした。
そしてその方から本題を聞いた時にビビっと。
当社の進めている新規プロジェクトとかなりリンクしそうであるなと。
もし今後リンクはしなくても、当社のこのプロジェクトは迷わず進めていけば希望があると感じました!!
氷屋を長く続けてきたクラモトだからこそできること。伊達に九十年やってない。
内容を早くお知らせしたいのですが、まだ時間がかかりそうです。来年夏から秋あたりには実現したい!!
今後もクラモト氷業に注目してください!!
安心してください明日には年賀状を仕上げます。
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忘れかけてました。感謝します。
いつも当社のブログをご覧いただきありがとうございます。
ハートアイスご好評頂いております。北陸新幹線開業に向けて飲食店様に喜んで頂き、やってよかったなと感じております。
良い週末をお過ごしでしょうか?営業の蔵本です。
今年は北陸新幹線のおかげで多くのイベントが開催されます。
その中で木下大サーカスが26年ぶりに金沢で公演されるということで、先日営業にいってきた時に感じたことを書かせてもらいます。
年明けに木下さん(木下大サーカス)の金沢公演事務局にお電話してサーカスでの氷の使用についてお話させて頂きたいとお伝えすると快くお時間を作ってくれまして伺って参りました。
女性の営業の方2人だったのですが、こちらが営業に伺っているのに、逆の立場に感じさせられるぐらいの対応をしてくれたのです。
もちろん氷のプレゼンをさせて頂き、ご理解頂いたあとに雑談をしていたのですが、まず今は100人を超えるサーカス団は日本に木下さんしかないと聞き驚かされました。
そのあとも会場移動の大変さや裏話など色々を聞いて楽しくお話させて頂いたのですが、なにより心に残ったことがありました。
木下さんが「私たちは金沢に2ヶ月住み込みで公演をします。ということは石川県の皆様にお世話になるということです。だから儲けというよりも全て石川県の業者さんを使わせてもらい、還元してまた次の会場にいきたい」と。それで業者にもこの対応をしてくれたのかと感動させられました。
最近は多くの企業が値段などに負けて、県外の安い業者を使うことが多くなっている気がします。もちろん企業にとって値段などは必要なことですが、改めて考えるとお互い様の精神を少し忘れかけていたのかなと。いい心を頂きました。木下さん、感謝します。
また営業先で感じたことがあれば書ける範囲で書いていきます。あくまで個人的な考えですが読んで頂けるとうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではでは!!私は久しぶりに焼肉を食べに行ってきます!!
皆様良い週末を!!!
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寒ければ寒いほど良い
いつも当社のブログをご覧いただきありがとうございます。
体重は現状維持を続けています営業の蔵本です。いつも仕事ではかなり動いているつもりなのですがお腹についたお肉様は居座っておいでます。。。
しかーし、とうとう腹筋ハジメマシタ。
昨年社長が購入して会社の2階でくすぶっていたマッスルマシンを思い出したのです。
まだお腹と闘い始めて3日ですが、『三代目J Soul Brothers』ばりに腹筋割ってやろう。
氷屋さんの冬はなかなかの激闘です。夏の体力勝負とはまた違って、寒さと闘うことが多くなります。まず朝一で冷凍室の中に入り商品を出しトラックに積み込みます。冷凍室は約-18℃、しかも氷屋は朝が早いので外気温もマイナスなんてことはザラです。だから冬にかけて本能的にたくさん脂肪がついたのかもしれない。。。笑
氷屋といえば夏。というイメージがありますが、実は寒ければ寒いほど良い場合も氷屋にはあるのです。
先日、金沢市でキゴ山雪まつりという催しがあり、そこで氷彫刻の仕事をさせて頂きました。毎年氷彫刻を飾らせて頂くのですが、今年はやはり北陸新幹線開通ということで、新幹線のW7系を彫らせて頂きました。
氷彫刻は気温が低ければ低いほど良いのです。温度がマイナスの日が続けば一週間は飾っておけます。
一本で約135kg
全長3.5mになりました
北國新聞社さんにも取り上げて頂きかなり好評でした。
こういうお仕事は寒い冬ならではなのです。
そしていつかは札幌の雪まつりのように大きなイベントにと企んでいます。野望です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
皆様に楽しく読んでいただけるよう日々努力して参りますので、まだ下手な文章を暖かい気持ちで読んでもらえると幸いです。
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かき氷のシロップ・ストロー・カップ・スプーンの販売
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大正十二年創業 金沢で最も歴史が古い老舗氷屋
JYUNPYO
久しぶりのブログ更新です。
いいわけしますと新規飲食店営業に没頭しておりました。
その甲斐ありましておもしろいお店のオープンにどんどん関わらせて頂いております。
お客様の発想力が飛び抜けていていつも感動させられます。
話は飛びまして私、最近の晩酌はもっぱらハイボールです。
やはり純氷で飲むとおいしい。
ということで今回は純氷について書かせて頂きます。
純氷は48時間かけてできています。というより48時間育てるといった方が合うかもしれません。
純氷は不純物が含まれておりません。48時間という長く育てる過程で不純物を取り除いているのです。
不純物とは水に含まれているカルキ、空気、ほこり等で、急速に氷を作る製氷機等では不純物が残ってしまいます。
不純物が混ざった氷は溶けやすく、味も実質無味とはいえません。
逆に不純物が混ざっていない純氷は溶けにくく、透明度も高く美しいのです。
氷の本質は冷やすことにあります。飲み物(特にアルコール)に使用する際に氷が飲み物の味を変えてしまうことは個人的には御法度と考えます。むしろ冷やし、尚且つ雰囲気を演出できる存在でありたい。
純氷をグラスの中で転がして下さい。カランカランと高い高級な音が響きます。
目、口、耳で愉しんで1日の疲れを癒してくれることでしょう。
今日も1日のお疲れ様でした。。。私ももう一杯だけ飲みましょうかね。。。
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