業者を知ることが自社の商品を本当に知ることだと思う。
業者のこと知っていますか?
商売をしているとほぼ必ず業者というものがついてきます。
もちろん当社もお客様の業者となることが多い分野です。
その当社にも業者様がいるのです。
業者はなぜいるかといえば、自社に必要である一つの箇所が自社で作れないからなんでしょうね。
つまり当社でいうと、業者様がいないと氷を作れないし売れないんですよね。
その当たり前のことに注目していなかったことを私は最近知ったんです。
あっ。このブログは五代目ブログです。申し遅れました。クラモト氷業五代目予定の蔵本和彦です。五代目ブログはかなり個人的な観点で書きますので、それをご理解の上お読みください。
前のブログからかなり日が経ってしましました。
ちょっと新しい試みをしてまして、こっちが蔑ろになっていました。
ということで今回は「業者様」について書きます。
なぜ今注目したか。
今読んでいる本が「好き嫌いと経営」という本なのですが、色々な経営者が物事の好き嫌いについて話していることが書かれている本です。
友人にかなり前にオススメされたのですが、買ったのはいいがなかなか順番が回ってきていませんでした。
読んでみるとかなり面白くて。ようはデキる人の性格が書いてあるみたいなもので、読みやすいです。
その中の一部分で、コンビニの社長が商品の仕入れ先にはバイヤーから出向け。という話がありました。
仕入れ先の魅力を知り、販売商品をより良いカタチで売り出すという考えです。
あとは実際に出向いてみると仕入れ先自身は魅力を引き出せていない商品もバイヤーが魅力を引き出すことだってあります。
これを見てうちの会社もやってみようと思ったのです。
まずはパッケージメーカーへ。
今、当社は社名変更や氷のブランド化をするにあたり、パッケージデザインの一新を行っております。
そこでまずはパッケージメーカーに会社見学をお願いしてみました。
工場内は顧客先の機密事項などがあるから数カ月前から手続きが必要とのことでしたが、版を見せて頂けることに。
「版」とは、その名の通りデザインを印刷するときに必要なものであります。その版にはかなりの費用がかかるのです。
ただ、こんなに技術が進んだ今の時代に版なんてないだろう。昔の名残でパッケージメーカーの契約金みたいなものであろうと思っていました。
「今からいっぱい注文するんやから版代なんていらんやろ」と、値引き交渉する気満々でいたんです。
しかし、あったのです。版が。。。鉄のロールにデザインが彫られたものが。。。驚きました。
そして1色に1ロールなので1パッケージにつき何本も保管をしなければいけないのです。そのために倉庫の天井も首が痛くなるくらい見上げなければいけないくらい高いです。
それを2年間保証で錆びさせず保管するんですって。
版代しっかり払います。笑
社風も知れたり、勉強になりました。
もちろん写真は断わられました。
次はダンボールメーカーさんに行ってみます。
次はKURAMOTOの出番。
見学に行って良かったと思うと同時に、うちの会社のこともお客様に知ってほしいという思いがでてきまして。
まずは当社のお取引飲食店様に見て頂くためにご案内。
予想以上に興味を持って下さる方がいらっしゃいまして、わたくしガッツポーズ。
繁盛店の方たちばかりで、忙しい中で時間を作って下さり感謝です。
普段使って頂いている良い氷とはどうやって造っているのか。良い氷とは何なのか。じつはかなり時間をかけて造るので感動して頂けました。
1日1組限定にしたので見学後にもお話ができて、こちらが良い時間を過ごさせてもらったような。
なかなか日程が合わず、くやしいと言って頂いているお客様もたくさんいらっしゃいます。
好奇心旺盛な繁盛店様は益々繁盛するのでしょうね。
そのお手伝いの仕方をわたしたちは常に考えています。
わたしたちは業者様に恵まれているからこそ、良い商品が売り出せて、それを仕入れたお客様がまたそのお客様に喜んで頂ける。
お客様にはもちろん感謝するべきですが、もっと業者様にも注目しようと考えてます。
今回の五代目ブログはこんな感じで。
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クラモト氷業は、かき氷機や冷凍庫のレンタル
かき氷のシロップ・ストロー・カップ・スプーンの販売
その他、石川県内の氷の配達も行っております。
ご入用の際は下記までご連絡ください。
当社オリジナルの新商品、ハート型の氷もございます。
Tel 076-238-0055
Fax 076-238-0057
Mail info@ice-kuramoto.jp
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クラモト氷業|本社 〒920-0831 石川県金沢市東山3-2-22(浅野川大橋詰)
湊工場 〒920-0211石川県金沢市湊1-55-27-2
大正十二年創業 金沢で最も歴史が古い老舗氷屋